離檀料とは?
相場と「法的義務はない」の意味
離檀料は、寺院の檀家をやめる(離檀する)際に、これまでの供養への感謝としてお渡しするお布施です。金額を巡るトラブルが墓じまいで最も多い論点なので、性質を正しく知っておくことが大切です。
※ 2026年7月時点の一般的な情報です。費用・制度はお墓の状況や地域、法令により変わります。
目安は3〜20万円程度
一般に、法要1〜3回分のお布施に相当する3〜20万円程度が目安とされます。長年お世話になった度合いや地域の慣習で幅がありますが、あくまで「お礼」であり、料金表があるものではありません。
支払いの法的義務はない
離檀料は法律で定められた費用ではなく、契約上の支払い義務も通常ありません。したがって「支払わなければ改葬させない」という主張には法的根拠がありません。改葬許可の申請に必要な書類(埋葬証明など)の発行を、離檀料を理由に拒むこともできないと解されています。
高額請求されたら
まれに数百万円といった請求の例が報道されますが、応じる義務はありません。感情的な対立にせず、①金額の根拠を丁寧に尋ねる、②菩提寺と縁の深い親族に間に入ってもらう、③解決しなければ消費生活センター(188)や弁護士に相談する、の順で対応します。
そもそも揉めないために
トラブルの多くは「事後報告」から始まります。供養先や工事を決める前に、まず菩提寺へ「管理を続けるのが難しくなった」と相談の形で切り出すのが、円満に進める最大のコツです。
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よくある質問
公営・民営霊園でも離檀料はかかりますか?
かかりません。離檀料は寺院の檀家制度に伴うものです。霊園の場合は規約に基づく撤去・返還手続きのみです。
お布施として渡す場合の包み方は?
白封筒に「御布施」と表書きするのが一般的です。閉眼供養のお布施と分けて用意します。
※本記事は2026年7月時点の一般的な情報をまとめたもので、個別の法律・宗教・費用の助言ではありません。金額は概算の目安であり、特定の結果を保証しません。墓じまい・改葬の費用や手続きは、お墓の状況・墓地の規約・地域の慣習・自治体により異なります。正確な情報は、墓地の管理者・石材店・市区町村の窓口・厚生労働省などの公的機関にご確認ください。